産後、椅子に座るとお尻の中央の骨が痛い、立ち上がる瞬間につらい。尾てい骨周辺の痛みがあると、授乳や食事、車移動にも困ります。座れないほどの痛みや生活への支障がある場合は、出産した病院や整形外科へ相談してください。
「産後だから仕方ない」と我慢するより、痛む場面を整理し、座る環境と相談先を見直しましょう。
尾てい骨は背骨の下端にある骨です。妊娠・出産や転倒、長く座る負担などが痛みに関係する場合がありますが、原因がはっきりしないこともあります。痛みの位置が似ていても、同じ状態とは限りません。
NHSの尾骨痛の案内では、座る・立つ動作などで痛みが強まることや、生活に影響する場合の受診を説明しています。自分で骨を押して確かめたり、位置を戻そうとしたりしないでください。
「数週間」が受診まで我慢すべき期間という意味ではありません。強い症状や不安があれば、その時点で相談してください。産後の出血や傷の問題が気になる場合は、まず出産した病院へ連絡しましょう。
長時間同じ場所に座り続けず、できる範囲で姿勢を変えることを考えます。授乳では、赤ちゃんの安全を確保したうえで、腕や背中を支えられる場所を選んでください。痛みを避けるために身体を極端にひねったまま続けるより、助産師などに授乳姿勢を相談する方法もあります。
尾骨への圧迫を減らす形状のクッションが役立つ場合もあります。ただし、「円座なら何でもよい」とは限りません。座って痛みが増えないか、立ち上がりにくくならないかを確認し、合わないものを我慢して使わないでください。
家の椅子では痛むが車では違う、柔らかいソファから立つときにつらいなど、場面によって困り方が異なることがあります。どこで、何をしていると痛むかをメモしておくと、診察で環境について相談できます。
健診や買い物に出かける際は、移動中だけでなく、待ち時間にも座ることになります。痛みが強い日は自分での運転を控えて相談し、付き添いを頼めるか確認してください。
荷物は必要なものに絞る、受付で座り続けることが難しいと伝える、時間に余裕を持つなど、外出の段取りで減らせる負担があります。市販のクッションを車で使う場合も、運転姿勢やシートベルトの装着を妨げないことが必要です。
痛む骨を直接強く押す、動画の動きを痛くても繰り返す、といった方法は避けましょう。薬を使いたい場合は、授乳中かどうかや持病、使っている薬を伝えて、医師・薬剤師へ確認してください。
痛みが一時的に軽くなっても、それを理由に家事や抱っこの負担を一度に戻す必要はありません。どの程度の活動がよいかは、診察で受けた説明を優先してください。
美Ken整体院長浜店では、産後の日常動作についてご相談いただけます。尾てい骨が痛む場合は、医療機関での診断や指示をお伝えください。状態によっては、整体より診察を優先していただく必要があります。
産後の身体に関する案内とご予約・お問い合わせをご覧ください。来院時に子どもの預かりが必要な方は、希望日時と月齢・人数を予約時に確認しましょう。
痛みだけで原因は決まりません。姿勢や骨盤の問題と決めつけず、診察で確認してください。
補助具で少し楽になっても、強い症状や長引く痛みの原因確認は別です。生活への支障があれば相談しましょう。