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2023年5月13日

女性の腰痛を軽減!自宅でできるかんたん対策と専門家によるアドバイス

いつもご覧いただきありがとうございます。
女性の腰痛の悩みにを解決する骨盤サロン「美Ken」です!

 

腰痛は、女性にとって大きな悩みの一つです。特にママたちにとって、腰痛は日常生活や育児に影響を与える厄介な問題となります。

 

腰痛の原因は様々で症状も人それぞれ異なります。しかし、適切な対策を講じることで腰痛の軽減や改善が期待できます。

 

今回の記事では、女性の腰痛に焦点を当て、自宅でできる簡単な対策や骨盤の専門家によるアドバイスをご紹介します。

 

ぜひ参考にして、腰痛の悩みから解放された快適な毎日を手に入れましょう!

腰痛の原因:女性特有の要因に焦点を当てた3つのポイント

まずは腰痛の原因の中で、女性特有のものをチェックしておきましょう。

代表的なものは、以下の3つです。

  • 骨盤周辺や腹筋の緩み:特に産後の女性
  • 婦人科系の疾患:子宮筋腫、子宮内膜症など
  • 姿勢による腰への負担:ハイヒール、鞄の持ち方

場合によっては、お医者さんへ相談するべきものもあるため、それぞれ確認していきましょう。

骨盤周辺や腹筋の緩み:特に産後の女性

腰痛の原因のひとつとして、とくに産後の女性に多い骨盤周辺や腹筋の緩みがあげられます。

出産時に骨盤が開くことで、周囲の筋肉や靭帯がゆるんでしまい、骨盤の安定性が低下します。

また、妊娠中に大きくなったお腹を支えるため腹筋が伸び、筋力が低下することも腰痛の原因のひとつです。

この状態が続くと、腰に負担がかかりやすくなり、腰痛が生じることがあります。

産後の女性は特にこのような要因により腰痛が引き起こされやすくなるため、骨盤周辺の筋力回復や適切なケアが重要です。

産後の腰痛については、関連記事『産後のママを悩ませる腰痛! 痛みの原因と自分で簡単にできる対策を解説』をご覧ください。

 

婦人科系の疾患:子宮筋腫、子宮内膜症など

婦人科系の疾患も、女性の腰痛の原因として考えられます。

特に子宮筋腫や子宮内膜症は、腹部や骨盤内に炎症や腫瘍が発生し、痛みや圧迫感を引き起こす原因になりやすいです。

以下は、日本産婦人科学会さんからの引用です。

【子宮筋腫とは?】

子宮筋腫は珍しくない腫瘍です。小さなものも含めると、30歳以上の女性の20-30%にみられます。がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。

引用元:日本産婦人科学会

 

【子宮内膜症とは?】

子宮内膜またはそれに似た組織が何らかの原因で、本来あるべき子宮の内側以外の場所で発生し発育する疾患が子宮内膜症です。20~30代の女性で発症することが多く、そのピークは30~34歳にあるといわれています。

引用元:日本産婦人科学会

これらの症状が腰や骨盤に負担をかけ、腰痛を引き起こすことがあります。疾患が疑われる場合は、早期の受診と適切な治療が重要です。

医師による診断や治療を受けることで、症状が改善され、腰痛も軽減されることが期待できます。

姿勢による腰への負担:ハイヒール、鞄の持ち方

姿勢による腰への負担も、女性の腰痛の原因となることがあります。特にハイヒールや鞄の持ち方には注意が必要です。

ハイヒールを履くと体重が前にかかり、自然にお尻が突き出す姿勢になりやすいです。すると腰椎に過度な反りが生じ、腰に負担がかかります。

長時間のハイヒール着用は、腰痛や筋肉疲労を引き起こすことがあるため、適度な高さのヒールやフラットシューズを選ぶことが望ましいです。

また、重い鞄を片方の肩にかけることで、体が偏った姿勢になり、腰や背中に負担がかかります。この姿勢が続くと、筋肉のバランスが崩れ、腰痛が発生しやすくなります。鞄の持ち方に注意し、両肩にかけるリュックサックやクロスボディバッグを利用すると、負担を軽減できます。

正しい姿勢を意識し、ハイヒールや鞄の持ち方を見直すことで、腰への負担を減らし、腰痛を予防・改善することが期待できます。

自宅でできる腰痛対策:簡単な方法から始めよう

腰痛の原因が、姿勢や筋肉のおとろえによるものならば、普段の生活でちょっとしたトレーニングを取り入れることをおすすめします。

ここでは、自宅でもできるかんたんなエクササイズを3つご紹介します。

  • 正しい姿勢を意識する
  • 骨盤体操(矯正)をする
  • お腹や下半身の筋肉を鍛えるスクワット

それぞれむりのない範囲で取り入れてみてください。

正しい姿勢を意識する

正しい姿勢を意識することは、自宅でできる腰痛対策の一つです。

立っているときは、肩をリラックスさせ、背筋を伸ばし、お腹に力を入れることで自然なS字カーブを保ちます。

座っているときも、背中を椅子につけ、両足を床につけることで、腰への負担を減らせます。

歩く際は顔を前方に向け、肩の力を抜き、腹筋に力を入れることが大切です。

とくに階段の昇り降り時には、膝や足首に余計な負担をかけないよう注意しましょう。

日常生活の中で正しい姿勢を維持することを意識するだけで、筋肉のバランスが整い、腰痛の予防や改善に効果が期待できます。

習慣化することが重要ですので、小さなことから始めてみましょう。

骨盤周辺に効く体操をする

自宅で簡単にできる腰痛対策のとして、仰向けに寝て両足を曲げ、骨盤を上下に動かす「骨盤リフト」や、四つん這いになり、交互に脚を後ろに伸ばす「骨盤キック」などがおすすめです。

それぞれの手順は以下の通り。

【骨盤リフトのやり方】

  1. 仰向けに寝、足を肩幅に開き、膝を立てる。
  2. 両腕を体の横に置く。
  3. 深呼吸し、骨盤をゆっくり上げる。
  4. 骨盤を元の位置に戻す。
  5. 10回繰り返す。

 

【骨盤キック】

  1. 四つん這いの姿勢になる。
  2. 右足を後ろに伸ばし、高く上げる。
  3. 元の位置に戻す。
  4. 同じ足で10回繰り返す。
  5. 左足で同様に行う。

 

これらの運動は日常生活の中で取り入れやすく、無理なく続けられます。

定期的に行うことで筋肉のバランスが整い、腰痛を緩和し、予防することが期待できます。

お腹や下半身の筋肉を鍛えるスクワット

自宅でできる腰痛対策の一つとして、お腹や下半身の筋肉を鍛えるスクワットがおすすめです。

スクワットは、太もも、お尻、腰、腹筋などの筋肉を同時に鍛えられます。

スクワットのやり方

  1. 立った状態で足を肩幅に開く。
  2. ゆっくり膝を曲げ、お尻を後ろに突き出す。
  3. 膝が90度に曲がるくらいまで下ろす。
  4. ゆっくりと元の姿勢に戻る。
  5. 10~15回繰り返す。

上記の手順に沿ってスクワットを行うことで、お腹や下半身の筋肉を鍛えることができ、腰痛の予防や改善に効果が期待できます。

無理のない範囲で行い、徐々に回数を増やすことが大切です。

まとめ

「腰痛」とひとことで言っても、その原因はさまざまです。

女性の場合は妊娠や出産などのライフイベントや、ハイヒールやカバンなど日常のおしゃれ、女性特有の体の悩みまで関係してきます。

原因にあわせたアプローチが必須であることはもちろんですが、日頃から姿勢に気をつけたり体操をしたりといった対策も大切です。

一方で、自分ひとりで頑張っても「これでいいんだろうか」と悩んだり、エクササイズになかなか取り組めなかったりと悩みはつきないもの。

もしも誰かに相談したくなったら、美Kenにお気軽にお問合せくださいね。