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2022年9月8日

筋膜は全身の不調に影響する重要なもの! 筋膜の癒着や解消方法について

いつもありがとうございます

長浜市の女性専用骨盤サロン「美ken」です!

 

当サロンでは筋膜へのアプローチもしていますが、皆さんは筋膜についてどのくらいご存じでしょうか?

 

最近はテレビや雑誌、ネットニュースでも「筋膜リリース」という言葉を見聞きしますよね。そこで今回は、筋膜リリースについても触れていきます。

 

体のことについて知識を深め、自分を愛していきましょう。

 

筋膜は人の全身を覆うストッキングのようなもの

筋膜とは筋肉を覆っている薄い層のことで、人間の全身を覆っています。筋繊維や器官、さらに神経などとも連結しており、第二の骨格とも呼ばれている大切なものです。

 

少々難しいのですが、定義としては「人体に広がる結同組織の軟部組織成分」(参考:国際筋膜研究学術大会、Findley&Langevin, 2009)です。

 

つまり簡単に言うと、全ての組織や細胞を結合し、サポートするもののことを筋膜と言います。

 

イメージとしてはストッキングがわかりやすいかもしれませんね。さらさらの水のようなもので、筋肉などの滑りをスムーズにしています。

 

筋膜が「癒着」すると凝りなどの不調が出る

この筋膜に「癒着」や「ねじれ」などの異常が起こると、本来はさらさらである筋膜が粘土の高い状態に変化。筋膜全体の動きが悪くなって、ひずみがでてきます。

 

筋肉の癒着・・・筋膜の成分が一部偏ってしまい、脱水することによって粘度が上がり、接着剤のように筋肉や皮膚にくっつき固くなってしまう状態

 

これが、私たちを悩ませる「コリ」です。

 

筋膜に異常が起こると、コリやむくみが発生し、その部分に痛みや重さが出てきてしまうのですね。

 

筋膜の癒着が原因で引き起こされるさまざまな不調には、次のようなものがあります。

 

  • 体がだるくて重い
  • 足腰が痛い/張る
  • むくみやすい
  • 痩せにくい
  • 二の腕がたぷたぷする
  • 頭痛や肩こりが酷い

 

もしもこのような悩みが続くようであれば、筋膜の癒着を疑ってみましょう。

 

筋膜が癒着を起こす2つの原因

筋膜が癒着を起こすのは、次の2つの原因があります。

 

  • 筋肉の使い過ぎ
  • 日常生活での姿勢や癖

 

激しい筋トレをしたり過度に体を使うようなことをしたとき、または椅子に座るときや立っているときの姿勢や癖などが、一部の筋膜に負担をかけることで癒着を起こします。

 

多くの人は、何らかの癖があるものです。椅子に座ったときに足を組んでいたり猫背になっていたり、最近ではスマホ首と呼ばれるストレートネックになっていたりします。

 

日ごろ正しい姿勢を保てていれば、筋膜の癒着やねじれは少なくなり、頭痛や肩こりなどに悩まされている方は楽になったと感じられるでしょう。

 

▼姿勢改善についての記事はこちら
姿勢改善で後ろ姿を美しく! 猫背になる原因やセルフチェック方法を知ろう

 

筋膜が癒着したらリリースをしよう

とはいえ、人の体は重力の影響を受けるもの。いくら正しい姿勢をして筋肉に負担をかけずとも、一日の終わりには体に「歪み」がでてきてしまいます。

 

そこで筋膜が癒着したら、「リリース」をしていきましょう。リリースとは解放の意味ですね。

 

具体的には、筋膜に刺激を与えてよじれ・ねじれ・癒着を解消させ、さらさらの状態に戻すことを言います。

 

筋膜リリースはストレッチのように一定の方向に伸ばすのではなく、さまざまな角度から方向を変えて解きほぐしていくことが大切。癒着をはがし、スムーズさを取り戻すのです。

 

筋膜リリースのためのおすすめ方法

筋膜リリースをするためにおすすめの方法は、次の3つです。

 

  • 自分でほぐす
  • フォームローラーを使う
  • 整体やマッサージを受ける

 

自分でほぐす

 

常日頃、ちょっとした時間を見つけては自分でほぐしていく、それが最も近道です。

 

例として、肩こり改善の筋膜リリースのやり方を紹介しますね。会社や自宅での休憩時間など、気が付いたときにやってみてください。

 

【肩こり改善筋膜リリース】

 

立ったままでも椅子に座ったままでもできます。

 

  1. 右肩を下げる
  2. 手を頭の上に置き、左肩へ向けて手で頭をゆっくり押し下げていく(顔は正面を向いたまま)
  3. 下げた右腕を、体の後ろへとゆっくり引いていく
  4. できる人は、さらに右腕の手首も後ろに反らす
  5. そのままの状態で15秒から20秒キープする
  6. 手で押さえている頭はそのままで、顔を回して鼻先を左肩へ近づける
  7. 6の状態で15秒から20秒キープする
  8. 左右を反対にして同様に行う

 

フォームローラーを使う

 

筋膜リリースという言葉が浸透するに従って、今は市販のフォームローラーが簡単に手に入るようになりました。

 

フォームローラー(マッサージローラー)は筒形をしていて、表面に凸凹がついている筋膜リリースのためのアイテムです。

 

いろんな種類・サイズのものがあり、スポーツショップやジム、100円ショップなどでも購入できますよ。

 

1日に1回、こりが酷いところや痛み、重さがある部位に2分程度ずつあて、コロコロと転がすだけと簡単です。

 

筋膜が癒着している部分ではローラーを使うことで痛みを感じますが、それは刺激を受けている証拠。無理がない程度にコロコロすると、翌朝には体がすっきりしているはずですよ♪

 

整体やマッサージを受ける

 

深いこりを何とかしたいという方は、プロの施術を受けるという方法もあります。

 

整体やマッサージの施術者は筋肉の付き方やリンパの流れなども勉強しており、こりの原因部分に的確なアプローチができるのですね。

 

ついでにリラックスタイムも堪能したいという方は、定期的に通ったりコースを受けるのもおすすめ。

 

専門家に施術をしてもらい、日ごろの姿勢や癖に対するアドバイスも貰いながらじっくり改善していきましょう。

 

【まとめ】

筋膜は全身を覆い、筋肉だけでなく神経や血液などにも影響を及ぼす大切なもの。この筋膜が過度な負担を受けると、癒着してこりやむくみ、痛みなどを発生させます。

 

筋膜リリースは自分でも対応可能ですが、当サロンでは美姿勢コースにて「筋膜トリートメント」を施術。現役の医師が開発した特殊な電流を流すグローブを装着し、丁寧なハンドアプローチを行っています。

 

ソフトな施術のため、産後の女性やバキバキと音をさせる施術が苦手な女性でも安心して受けていただけますよ。

 

お一人ずつに合わせたオーダーメイド施術で、揉み返しもなく理想のボディラインを手に入れてください。