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2022年8月12日

産後の骨盤矯正は意味ないって本当? サロンで施術を受ける意味や期待できること

いつもありがとうございます

長浜市の女性専用骨盤サロン「美ken」です!

 

骨盤矯正についてインターネットで調べると、次のような言葉を見かけることがあります。

  • 骨盤矯正は意味がない!
  • 骨盤矯正には根拠がない!
  • ぼったくりだからやめたほうがいい

不安になりますよね。では、これって本当のことなのでしょうか?

実のところ、インターネット上で書かれている骨盤矯正については、間違った情報・宣伝が多々あります

そのため、今回は骨盤矯正には意味がないのか、本当は不要なことなのかについて解説していきますね。

産後の骨盤矯正は意味がないってホント? そう言われる理由

なぜ骨盤矯正は意味がないと言われるのでしょうか。

そう主張しているサイトやホームページをみてみると、次のような不満が原因となっているようです。

  • 産後に骨盤矯正を行ったけど体形はすぐに戻った
  • 骨盤矯正には医学的な根拠がない
  • 産後の骨盤は自然に元に戻る

これらはすべて「正解」です。そう、正解なのですね。

ただし、だからといって「骨盤矯正は意味がない」とはなりません。

順番に説明しましょう。

①産後に骨盤矯正を行ったけど体形はすぐに戻った

その通りです。骨盤矯正をすれば必ずダイエット効果があるかと言われれば、そうではありません。

というのも、ダイエットは筋トレと同じく継続して行うもの。数カ月から数年続けてみて、やっと何となく効果がでてきたかなと思えるのが自然です。

 

つまり産後の骨盤矯正を1回行ったからといって、目に見えて体形が変わるわけではないのです。

 

また、骨盤矯正はそのメリットの1つとして「痩せやすい体になる」ことがあげられます。

しかしそれは、骨盤周辺の筋肉組織や内臓の位置を整えて、血流改善などを目指した結果です。

 

代謝が上がりやすい、内臓などの働きが正常な体に整えるための施術ですから、骨盤矯正を行うのみでは細い体になるわけではありません。

 

ダイエットには運動・食事・筋トレなどが必要です。骨盤矯正はあくまでも、スムーズに体を動かせるようになるためのお手伝い。

また、人の手での施術によるリラックス効果を期待するものと考えてくださいね。

②骨盤矯正には医学的な根拠がない

その通りです。そもそも骨盤は、名前の通り「骨」です。

骨そのものが「ゆがみ」や「ねじれ」ることはありません。

骨盤矯正とは、骨盤周辺を整えて体のバランスを正すという意味の造語です。

つまり、医学用語ではないのですね。そのため、産院や大学病院などでは「骨盤矯正」という言葉は使われません。

 

元々の意味としては、体内の臓器や筋肉バランスを正常な位置に戻し、健康で新陳代謝がスムーズな体へ導くというものでした。

しかし宣伝・広告が多くなり、骨盤矯正をしなければダメ、体形は元に戻らないですよと恐怖や不安をあおるところが出てきたのです。

③産後の骨盤は自然に元に戻る

その通りです。産後の骨盤は確かに「開いて」いますが、それはホルモンの影響によるもの。

産後半年くらいまでにホルモンの分泌が落ち着くと、自然に骨盤は閉じますし周囲の靭帯のゆるみもなくなります。

 

そのため、産後は骨盤矯正を必ずすべきという意見は少々乱暴ですね。骨盤は自然に戻るので、腰痛などつらい痛みがない人は無理して施術を受ける必要はありません。

骨盤矯正を受ける意味とは? 事実だけを考えて判断することが大切

誇大広告は確かにありますし、施術を受けないと必ずしも大変なことになるわけではありません。

しかし、それでも当サロンとしては、骨盤矯正を受けることをおすすめします。

 

その理由は、妊娠・出産でボロボロになった心身の回復がスムーズになるように、お手伝いができるから。

まず、産後の女性の体において、事実は次の2つです。

  • 産後の骨盤は開いている
  • 赤ちゃんのお世話で女性の筋肉は硬くなりがち

産後の骨盤は開いている

赤ちゃんが産道を通りやすくするために、骨盤は開き、骨盤周辺の靭帯がゆるみます。

産後にそれぞれは自然に元へ戻りますが、中には赤ちゃんのお世話で悪くなった姿勢や加齢などが影響し、骨盤の機能が戻らない方もいるのです。

 

骨盤の機能が戻らなければ、腰痛や恥骨痛が発生します。それらのトラブルを改善するのが本来の意味の「骨盤矯正」です。

 

そのため、骨盤を閉じるために骨盤矯正をするという表記はわかりやすくはありますが、実際にはちょっと違います。

正しくは「骨盤が開いている間、靭帯が柔らかい間に整体やマッサージなどの施術で骨盤周辺の組織の位置を戻し、各組織の働きがよくなるように整える」です。

 

つまり、ダイエットや美容効果をすぐに感じられずに意味がないと思えても、骨盤矯正をすることによる体へのよい影響はちゃんと存在しています。

赤ちゃんのお世話で女性の筋肉は硬くなりがち

産後は無理して動けないうえに、赤ちゃんのお世話で決まった体勢が続くため、女性の筋肉は硬くなりがちです。

 

美容やダイエットに効果的なのは、硬くなった筋肉を施術などによってほぐし、血流改善をすること。いかに深層にあるインナーマッスルをゆるめられるかです。

 

骨盤矯正は全身の硬くなってしまった筋肉をゆるめ、さまざまな不調を改善・予防することが目的。その結果、スムーズに体が動くようになり、筋肉がバランスよくついて痩せやすい体への変化が期待できます。

 

骨盤矯正は、心身を整え疲れを取りやすくするために受けよう

骨盤はそもそも骨なので、ゆがんだりねじれたりはしません。

しかし、妊娠・出産によって本来の位置より前傾もしくは後傾したり、開いたりした影響で周辺の臓器の位置が変わり、体の左右で筋肉バランスが崩れたりすることはあります。

それらをまとめて「ゆがみ」と表現しているのですね。当サイトの他の記事でも、イメージしやすいように「骨盤(周辺)がゆがむ」と表現しています。

 

本来の目的は出産後になかなか引かない腰痛など、つらい症状を和らげるためのもの。

ただし痛みがなくともプロの手によるアプローチで全身の状態を整え、各臓器の働きの正常化を目指すのは、女性にとって望ましいことです。

 

産後に骨盤矯正の施術を受けることは絶対ではありませんが、施術を受けた方が疲労からの回復は早くなるでしょう。

【まとめ】

産後の女性が心身ともに健康でいるためには、育児から少しの間離れ、ゆったり寛げる時間を持つことが大切! ぜひそういう目的ももったうえで、骨盤矯正を受けていただきたいと思います。

 

当サロンの骨盤矯正コースでは、女性が心身を健康に保つためのさまざまなアプローチを熟練の技で行います。お子様をお預かりするスタッフによる託児サービスもありますので、お気軽にご相談くださいね。